ビットコインを取引、保管、使用する方法とは?
どうして「ビットコイン」が今話題になっているの? 最近、ニュースなどで頻繁にその名が登場するビットコインですが、何やら怪しい商品と考えている人も多いのではないでしょうか。 ビットコインと聞いて仮想通貨のことだと分かればまだよいほうで、ブロックチェーンという分散化技術を利用した誰からも管理されることのない暗号通貨と理解している人はごく少数の人たちでしょう。 そんな状況ですから、ビットコイン自体に価値があり価格が大暴騰している理由を理解している人もほとんどなく、電子マネーやApplepay、あるいはクレジットカードのようなものと考えている人も多いでしょう。 しかしながら、世の中でビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)が現金に代わって利用されるようになるとしたらどうでしょう。 これまで全く関心がなかった人でも、ビットコインなどの仮想通貨がどのようなものなのか知らないままでは済まされなくなってしまいます。 百聞は一見に如かずで、実際にビットコインを始めてみてはいかがでしょうか。 ビットコインを取引で手に入れるには? ビットコインを入手するには、人からもらう、マイニングする、取引所で購入するという3つの方法がありますが、一般的には取引所で購入することになります。 ビットコインを購入するにはビットコイン取引所にアカウントを作成する必要があり、他のアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)を購入する場合にはアルトコイン取引所にアカウントを作成します。 本格的にビットコイン取引を始める場合には、この取引所選びは重要になります。というのも、取引所とは仮想通貨のように誰からも管理されないところではなく、一般企業となりますので破たんしたり、不正アクセスを受け資金を引き出されるおそれがあります。 取引所は証券会社やFX会社のような存在なので、サービス内容も取引所毎に異なるため、証券会社やFX会社を選ぶのと同じように取引所を自分で選択する必要があります。 ビットコイン取引所にアカウントを作成したら、まずはレバレッジをかけずにビットコインを購入しましょう。 ビットコインを安全なウォレットに保管する そして、ここからが仮想通貨独特のものとなりますが、購入したビットコインは取引所に預けるのではなく、取引所とは離れたウォレットと呼ばれるものに移行します。 仮想通貨とはデジタルマネーですから、取引所に預けたままの状態ですと取引所がウィルスに感染してハッキングされると大切な資産を失ってしまう可能性がありますので、ウォレットに資産を移行することでこれを防ぐことができます。 つまり、ビットコインを入手するにはビットコイン取引所にアカウントを作成し取引所に入金してビットコインを購入、購入したビットコインはビットコインウォレットで保管し使用します。 ウォレットにもいくつかのタイプがありますので、利用目的に適したウォレットを利用します。ウォレットには保管用・決済用がありますので、ビットコインを決済手段として使用するなら決済用を使用します。 最近では、ビットコイン取引所から提供されるオンライン型のウォレットもあり補償サービスがつけられるなど一定のセキュリティーは確保されていますが、大きな金額の場合にはよりセキュリティーの高いウォレットを利用するほうが良いでしょう。 ビットコインをショッピングで使用する ビットコインには様々な利便性の高いサービスがありますが、相手がビットコインをもっていれば個人間でも簡単に送金できますし、銀行では数日かかる海外送金でも1時間ほどで送金可能で手数料も安く済みます。 ビットコインが利用できるオンラインショップでの支払いや、店頭でもQRコードを使って決済ができる店が増えてきています。 例えば、日本でビジネスを始めてもビットコインで決済可能であれば海外の顧客も簡単に引き込むことができますので、企業側にも大きなビジネスチャンスをもたらすことになり、今後さらに利用できる店舗やサイトは増えていくことになるでしょう。 ビットコイン以外の仮想通貨であるアルトコインとは? ビットコインを購入して保管しておくと送金や決済で利用できますが、仮想通貨としてのビットコインにはそれ自体に価値があり日々価格も変動しています。 従って、ビットコインを購入した時の価格よりも値上がりしている状態で売却すると売買利益をあげることも可能です。 これは、ビットコインばかりではなく、ビットコインが発行されてから新たに発行された仮想通貨(暗号通貨)は1,100種類以上もあり、ビットコイン以外の仮想通貨のことをアルトコインといいます。 アルトコインもビットコイン同様の利用方法で使用できますし、価格も日々変動するものですから、すでに暴騰しているビットコインよりは面白いアルトコインも多く登場しています。