FX取引でレバレッジが重要な理由とは?

レバレッジとは

レバレッジとは元々はてこ(レバー)の原理のことで、小さな力で大きな物を動かすという意味となり、経済活動においては他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めることを意味します。

FXとは、少額の証拠金にレバレッジをかけることで大きな金額のトレードを行う取引で、個人投資家でも気軽にハイリターンを狙ったトレードできるという魅力があります。

 

レバレッジのメリット

レバレッジのメリットとしては、何といってもハイレバレッジをかけることで、少額資金でもハイリターンを狙うことができるということになります。

通常の外国為替取引では、手数料が高く、スプレッド(価格差)の開きも大きく、大きな資金を用意しないと投資対象として魅力がなく、個人投資家には敷居の高いものとなっていました。

これを手数料は無料、もしくは非常に安いものとし、スプレッドも狭くし、レバレッジを効かせられることで、個人投資家にも魅力ある投資対象として気軽に利用できるようにしたものです。

レバレッジがなければ、FXは個人投資家にとって非常に魅力のない投資対象となってしまうでしょう。

 

レバレッジのデメリット

FXとは、レバレッジを働かせることでハイリスクハイリターンな投資対象となり、うまくトレードできた場合にはハイリターンを期待することができますが、当然その逆もありますので、トレードに失敗すると損失も大きくなります。

つまり、諸刃の刃という側面があり、FXでは投資技術や売買技術以外にも、自己管理が非常に重要なトレードとなります。

また、前述のようにFX会社によっては、証拠金以上の損失は発生しないシステム(ゼロカットシステム)が取られていますので、ハイリスクハイリターンとはいっても証拠金以上の損失を発生しなくすることは可能です。

 

レバレッジをかけた場合の具体的な効果例

500倍のレバレッジを利用する場合

証拠金を1,000USDとした場合、500倍のレバレッジでは最大500,000USDまでのトレードが可能となり、USD/EURのトレードで最大およそ400,000通貨までの売買が可能となります。

仮に400,000通貨で取引した場合には、下のように為替差益を得ることができます。

 

証拠金:1,000USD

レバレッジ:500倍

取引額:400,000通貨

1USD=1.250000EURで購入し、1USD=1.260000EURで売却
400,000×100pips×0.0001=4000USD(為替差益)

 

このケースでは、証拠金1,000USDに対して、100pipsの価格差で4,000USDが獲得可能になるというハイリスクハイリターントレードとなります。

 

逆に、25pips逆方向に動いた場合には1,000USDの損失となり、証拠金すべてを失うことになります。

 

400,000×25pips×0.0001=1,000USD(為替差損)

 

もちろん、これはレバレッジを最大限にまで働かせたケースであり、レバレッジ最大500倍の場合には、1倍から500倍まで利用可能ですから、自分の資金力などから判断してどこまでリスクテイクするか決めることができます。

 

レバレッジはFX会社によって異なる

FXにとって最大の魅力であるレバレッジは、FX会社によってその上限倍率は異なります。

通常は、日本ではレバレッジ25倍までと規制されています(将来的には10倍までに規制される予定)が、金融庁が規制しているため、海外では高い倍率のFX会社もあります。

これによってハイレバレッジを提供するFX会社があり、1000倍以上のレバレッジを提供する海外FX会社もあります。

個人投資家としては、レバレッジ倍率は高ければよいということになりますが、実際のトレードでは資金管理が重要となりますので、自分に合ったレバレッジ倍率でトレードすることが重要となります。